ウィーン原典版【幻想即興曲】
こんにちは!
Sound Treeピアノ教室です
12月に入りました!
あちらこちらから、クリスマスソングが聴こえてくる季節になりました🎄
さて、今回は、誰もが弾きたい!と憧れる
ショパンの【幻想即興曲】
についてのお話です
(って前回の鬼滅の紅蓮華からショパンの
幻想即興曲って振り幅が半端ないですね💦)
♪♪♪
ショパンの有名な曲といえば、必ず出てくる
【幻想即興曲】
曲の構成がドラマティックで、コンサートや発表会でも人気の高い曲です
この幻想即興曲について勉強させていただく機会がありました!
ピアニストで、楽譜の編纂や論文なども出されている今井 顕先生と音楽ライターの山本美芽先生によるコラボセミナーは実に興味深い内容でした
この幻想即興、2つの版があるのです
私が、学生時代に習った幻想即興曲は、フォンタナ版といって、ショパンの幻想即興曲にフォンタナという作曲家が効果的に少し手を加えた楽譜、版になっています
とても、メリハリの効いたよりドラマティックな版ですが、後半のアクセントがついた部分が何故か弾きにくく、何でここだけうまくメロディが流れないのだろう?と感じていました
しかし、現在から10数年前にあるオークションにショパンが最終稿としてよりブラッシュアップした幻想即興曲の楽譜が発見されたのです
今井先生は、この二つの版の内容についての論文も出され、現在では、このショパンの最終稿のウィーン原典版の楽譜での幻想即興曲の演奏がスタンダードという講義内容でした
楽譜を取り寄せ、弾いてみてわかった事は、
ショパン版の幻想即興曲はなんてエレガントなんだ!
フォンタナさん、ごめんなさいね
やっぱり、作曲者ショパンの楽譜は、最後まで考え抜かれたピアノに合うエレガントなものでした
私も、日々勉強、アップデートしています!
megu
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