片手奏、交互奏、両手奏について🎹
こんにちは!
Sound Treeピアノ教室です。
横浜市は、明日から新学期が始まる学校が多いです。夏休み最後のお休み、しっかりと楽しめたかな?
今回は、導入期の交互奏、両手奏、片手奏についてのお話です。
♪♪♪♪
年齢が小さな生徒さんは、右手左手共に真ん中のド(ミドルC)から広がり、右手ドレミファソ、左手ドシラソファと交互に演奏する、
○交互奏
の曲をレッスンします。
小さな生徒さんは同時に両手を使ってピアノを演奏する事は難しいですが、両手を交互に弾く事はできます。
この時、両手共に鍵盤の上に手をセットしておく事が大切です。
基本的には両手で同時に演奏はせず、一つのメロディーを右手と左手に分けて弾いているイメージです。
交互奏をする時は、フレーズや拍子を感じるために曲についている歌詞を歌いながら弾く事が大切です。
○両手奏
交互奏に慣れてくると両手で同時に曲を演奏する両手奏が出来るようになります。
右手はメロディーを弾き、左手は単音のドやソを全音符で弾くというパターンか、左手は単音で右手と同じリズムを弾くというパターンが初めの段階です。
小学生は、すぐに両手奏が出来るようになりますが、幼児さんは交互奏から両手奏へは段階を踏みながら進みます。
○片手奏
当教室では、全年齢ともに
はじめからピアノは両手で弾くもの
としてスタートします。
その前提で、交互奏や両手奏の部分練習として片手奏を行います。
私がピアノを習い始めた頃は、バイエルが全盛期でした。右手がしっかり弾けるようになってからヘ音記号の左手が出てくるというスタイルで、いわゆる、片手奏からスタートしていましたね。しかし、左手が苦手意識が出たり、ヘ音記号がなかなか読めないという事例がたくさんあり、だんだんと導入期から両手を使って演奏するやり方が主流となっています。
ピアノの導入期の指導も時代とともに、子どもたちの成長に合わせたスタイルに変わってきています。
ピアノが初めての方は、その年齢、状況に合わせた指導を心掛けています。
megu
0コメント