自分で頑張る力、信じる力
今回は、少し長文です。
どうかお付き合い下さいね!
Sound Treeピアノ教室は、毎年7月末に発表会を行います。
毎年6月から7月は発表会に向けての追い込みのレッスンで、生徒さん、そして先生である私も力が入ります。
ところが。。。
6月半ばから私の右耳の閉塞感から始まった耳の不調は、聴力低下、耳鳴りと症状が進み、6月末から7月の頭にかけて9日間の入院と
5日間の自宅療養と延べ2週間のお休みをいただくことになってしまいました。
総合病院での診察、検査後、
「治療開始は早い方が良いです。今日から入院治療しましょう!」
と言われ
「いやいや、ピアノの発表会前だし、入院している場合じゃないです。幼稚園の幼児教室は学期末でまとめの時期だし。。。薬でなんとか」ゴニョゴニョと私
「耳を使う仕事だからこそ、治療しましょう!少しでも良くなる事を信じて入院してゆっくり治しましょう!」
耳鼻科の先生は、力強く、笑顔でお話くださった。
入院中は、とにかく生徒さんの事が気にかかる。
あの子は、どこまで進んでたっけ?
ペダルの指示は出してたかな?
最終のテンポで弾けてたかしら?
はじめての発表会なのに、先生がいなくて不安だよね?
一方、幼稚園未就園児のリトミック、モンテッソーリ教育の幼児教室の仕事では、2歳児さんの自我が芽生えイヤイヤ期全盛期。
代講の先生に懐いているかしら?
唯一の救いは我が家、家族の事は全く気にならず笑 夫、子どもたちは、成人してるからね。なんとか協力してやっているだろう
毎日、ステロイドを点滴し、安静にしていたおかげで、5日目には右耳に音の響きを感じ、退院する頃には幸いほぼ正常値に近い聴力が戻っていました。
退院5日後、医師の許可も出てレッスンをスタート。
「こんにちは!先生、お耳大丈夫?」
みんな口々に私の耳を気にかけてくれる
「治ったよ!前よりも良いお耳になったよ!」と私
生徒さんたち、ピアノ🎹に向かい演奏♪
先生、ドキドキ 汗
す、すごいよ!
誰一人、先生が休んだからといっておさぼりしていない。
自分で、しっかり楽譜を見て解釈して、発表会に向けて頑張っていた足跡が音に伝わってきた!
ごめんね。信じてなかったのは先生の方だったよ。みんな、こんなに頑張る力があったんだね。
そして、復帰を信じてお子様たちに声をかけてくださっていた保護者の皆様にも本当に感謝します。
幼児教室の二歳児さんも、復帰した日にピカピカの笑顔で迎えてくれた!
今回の入院、お休みで
子どもたちは頑張る力がある、そしてその頑張りを信じて見守る力が大切
だと子どもたちに改めて教えてもらいました。
あと少し、発表会に向けてがんばるぞ!
おー!!!
megu
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