いつもと同じを大切に〜くりかえしながら成長していく幼児さん〜
5月に入りましたね!
緑がモリモリ成長して、植物のエネルギーを感じるそんな季節です
今回は、
くりかえしながら成長していく幼児さんのお話です。
当教室で、未就学児さんから低学年のレッスンでは、(特にスタートして一年以内)レッスンメニューの順番をいつも同じにしています。
ピアノのレッスンといえば、テキストを開いてピアノを弾くだけだと思われますが、リズムや音符を書いたりするソルフェージュもあり、様々なメニューで構成されています。
このメニューの順番をいつも同じにする事で、次はあれをするのだな、と予測して安心出来たり、楽しみに出来たりします。
大人は、
違うメニューのほうが、工夫があって楽しい!
と考えがちですが、
子どもたちは、年齢が幼いほど
いつもと同じ
をとても大切にとらえています。
例えば、新しい曲に進んだ時はすぐに新しい曲を弾くのではなく、前に弾いていた曲を弾いてから新しい曲を弾くようにする。
すると、新しい曲も少しずつやる気が出るという具合に、少し前にやっていた事も繰り返して少しずつ前に進むと安心して次の事に挑戦できるようになります。
子どもたちは、いつもと同じメニューの中に少しずつ違いや発見を見つけて満足したら次の事に進む、この小さな積み重ねが大きな成長へとつながっていくのです。
いつもと同じの中には
いつも笑顔も大切にしています!
megu
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