三段階の名称確認を音感教育に使っています♪
久しぶりのブログ更新です!
今回は、感覚的に漠然と捉えている物や音に名称を与えて、言葉や音名に置き換えていくという、練習法のお話です。
小さなお子様に限らず、新しい名称を覚えるときに、モンテッソーリ教育では三段階の名称確認というやり方を取り入れています。
三段階の名称確認のやり方
〇〇は、ものの名前を入れてみてくださいね。
①ものと名称を結びつける
「これは〇〇です」
②ものと名称の結びつけを強化して選択させる
「〇〇はどれ?」「〇〇を持ってきてね」
③ものの名称の確認と再生
「これは何かな?」→名称をはっきりと発音させる。発音が不明瞭な場合は、指導者や親が一音ずつはっきり発音してまた①にもどる
この三段階のステップを経て語彙が豊かに、言葉をしっかりと獲得していきます。
私が講師を務めるモンテッソーリ教育の幼児教室でこの三段階の名称確認で様々な言葉を楽しく、そして確実に獲得していく幼児さんを見て、音感教育にも使えないだろうかと考え、Sound Tree ピアノ教室では三段階の音感確認の取り組みを始めました。
三段階の音感確認にやり方
例としてミドルC、真ん中のドで提示します。
①音と音名、楽譜を結びつける
先生:ピアノを弾いてこれはドだよ
子ども:「ドー♪」歌う
子ども:「ドー♪」弾く
音の高さを楽譜で確認
②音と音名の結びつけを強化して、鍵盤からドを探す。弾く。歌うを繰り返す。
先生:ドはどこかな?
子ども:「ド」を探す。弾く。歌う。楽譜を見る
③音名の確認と再生 音感の定着
先生:ドを弾く「この音は何?」
子ども:「ドー♪」
先生:楽譜を見せてこれは何?
子ども:楽譜を見て「ド」
という風に三段階のステップを毎回辿る事によってよりしっかりとした音感、読譜が身につくことを目指しています!
音感や、楽譜を理解する読譜は、音楽を楽しむ上で大切なものです。
少しずつ積み重ねていきたいですね♪
megu
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